性格は持って生まれたもの…性格を変えることはできないの…?
性格ってなかなか思うように変えることは出来ないですよねぇ?でも、自分のこんな性格が嫌だとか、こんな性格変えたいっていう言葉、良く聞きますよね。
実は、性格って自分で思っている以上に変えることが出来るのです!
なんと腸内細菌が性格にも影響を与えていることが、最近の研究で明らかになってきました。
腸内環境が精神に影響を与えているなんて、にわかに信じがたい話ですよね。では一体、腸内細菌は、どのように性格に影響してくるのでしょうか?
腸は第二の脳と言われています。理由は、脳の次に神経細胞が多く、脳などの中枢神経しかないはずのセロトニンが腸にはあると言われているからです。セロトニンは、精神安定だけではなく、頭の回転を良くしたり、直感力を上げたりなど社会的生活において重要な要素となっています。そのため、うつ気味の人や、やる気が出ない人などの症状は腸内環境が影響している可能性があると言われています。
腸内細菌を持たないように繁殖させたマウスは、通常の腸内細菌を持つマウスとくらべ、多動で不安レベルも高くなったそうです。この研究結果では、腸内細菌がいないマウスはストレス反応性が亢進することが明らかになりました。つまり腸内細菌は、性格をも左右する菌かもしれないということがわかったのです。
腸で作られたセロトニンの作用
残念ながら、腸で作られるセロトニンが脳に直接運ばれるわけではありません。しかし、腸内で分泌されるセロトニンの量は、脳で分泌されるセロトニンの量と大きくかかわることがわかっています。つまり、腸内細菌のうち有用菌を増やして腸内環境を整えれば、セロトニンの生成を促進することができます。そしてセロトニンの量が増えれば、明るくポジティブな気持ちを持つことできるというわけです。「なんだか元気が出ないな……」「最近やる気が湧かないな……」そういったときは、腸内フローラのバランスを見直してみてはいかがでしょうか?
腸内フローラが心の平穏を保ってくれる
腸内環境は、セロトニンの分泌量を左右します。つまり、おなかの中が健康になれば、心も健康を保つことができるのです。また、腸内環境が整っていれば、精神的なストレスが肉体へ与える影響も、最小限にとどめることができます。つまり、ポジティブな心を持つために、腸内環境はとても大切なのです。
腸内環境を良くするために
アスリートや芸能人の間で話題となっている「ファスティング」は、完全な絶食ではありません。主に野菜や野草のエキスを発酵抽出で完成させた酵素ドリンクを用いながら行うので、気軽にチャレンジできます。
通常の食事は一切しなくても、ドリンクから必要最低限のカロリーやミネラル・ビタミンを効率よく補給できるため、短期間であれば無理なく、安全に行うことが出来ます。
むしろ、ファスティングを行うことによって日頃休みなく働き続けている内臓に休息を与えることができ、それによって、それまでに溜め込んでいた有害物質を体外に排出することができるようになるのです。
ですから、カロリーを抑えることでのダイエット効果だけでなく、体内をリセット・デトックスし、最適な状態に戻す療法でもあるのです。
ファスティングを行うと、腸内環境が整い、いわゆる腸内フローラがきれいになるのです。
そして、そこから明るい性格、明るい人生が始まっていくのですね。
みなさんも、腸内環境を意識して、毎日を幸せに、穏やかに過ごしていきましょう。